V6という名の沼
わたしはV6に出会ってから「沼にハマる」という言葉を知りました。
それまでにもきっと、似たような経験をしてきたのだろうけどこれほどまでに「沼にハマる」と感じたことはなかったのです。
そもそもわたしがその「沼」にハマったのは2015年の夏。
V6が結成20周年の年でした。当時、わたしは高校2年生。
バイトも始めて、財布が潤い、気ままに元気にアラシックとして生活していたある日…
二宮一筋だった親友が、岡田准一に惚れた
一緒に嵐を応援してきた身としては複雑だった。何?浮気するの!?みたいな…(大袈裟)
「岡田くんかっこいい!」なんて言いながら図書館でオカダのジショを読みふける友達を横目にまじめに勉強してた。(ちなみに親友は図書館戦争を見て岡田くんに惚れたらしい…)
しかし、親友はみるみる岡田くんに惚れていき最終的にはファンクラブに入るとまで言い出した!
ですが、これも親友の勝手であり、わたしがどうこういうことではないので「はい、どうぞ。お好きになさって」と言ったら今度は彼女はこんなことを言い出した。
「今度V6のコンサートあるんだけど一緒に行ってくれない?」
ん?
ああ、
V6ね!!
まあ、別にいいけど?
そう。後にこの言葉がわたしを沼へと誘うのだ。
そして親友は見事にV6のチケット争奪戦に勝ち、わたしはV6の戦場に参戦することとなった。
とはいえ、V6の曲をほぼ知らないわたし。
(MFTPとかテイクミーとかWAぐらいしか知らなかった)
行くならば思い切り楽しみたいというヲタク心に火がついたのと、曲を知らないで行くなんて申し訳ないという思いからベストアルバムを購入。
へぇ〜、三形態もあるんだぁ〜なんて思いながら親友と相談してわたしは初回Aを、親友はBを購入しました。(後で貸し借りしあお〜といういかにも学生っぽい考え)
まあ、皆さんお気づきかと思いますがねぇ
初回Aにはですねぇ
アレがあるんですよねぇ
そう、アレ…
そう!!!V6史上最大のエモ曲!!
「〜此処から〜」!!!!!
この曲を聴いてまずはじめに思ったこと、それは…
えっ!?剛くん声甘すぎじゃない!?えっ!?クッソあま!!!!えっ!?この顔からこんな声出すとか反則じゃない!?無理いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!
でした…。(ただの語彙力のないヲタク)
それはそれはもう衝撃的で…
彼のギャップを知ってしまったことに快感すら覚えました。
わたしは彼のことを全く知らないで16年間も生きてたのか…よく生きてこれたな…
みたいな。
そこからはもう簡単です。あっという間に沼にドボドボとハマっていきました。
そして日に日に森田剛しか、V6にしか目を向けられなくなっていったのです。
コンサートに行く時にはもう森田剛まっしぐらでもちろんグッズも買い漁り、FCにも入会しました。
あの日、あのキャラメルボイスを聴いてしまったがために、こんなに魅力的な人を好きになれた。
親友には感謝しかない。
ちなみにその親友は最近、King&Princeの平野紫耀くんに激ハマりしてFCにも入会するそうです。
おばさんは若い子には興味ないのでまた適当にあしらっておきました。でも、彼らは歳をとったらきっと良いおじさんになるんだろうな、なんて思いながら成長を楽しみにしてはいます。(見方が完全BBA)
完全に話が逸れてしまったので立て直すと、もうこの世に森田剛を超えられる奴なんていないということ!!(なんか違う…)
でも、実際そうじゃないですか。え?
わたしの中でね、森田剛超えられる奴なんていないんですよ!
第一印象「怖そう」な男にね、あーんなあっっっまい声で歌われたらね、そんなもん好きになっちゃうでしょうよ!!!
知れば知るほど魅力が溢れ出てくる彼。
彼がたまに見せる影のある顔とかもう堪らん。
あ、この人誰にも言えないような過去を持ってるんじゃないのかな…なんて思ってしまうほど、哀しさとか孤独感とか、世間との関係をシャットアウトしてしまっているようなあの感じがたまらなく好きだったりする。
それは行動にも現れていて、携帯を変えるたびに友達関係もリセットしてしまったり、過去のことを全く覚えていなかったり…
過去も未来もない。今というこの瞬間にしか彼が生きていないからなんだろうなぁと思う。
そういうちょっと古風な「昔の男」みたいな生き方がかっこいいなと思ったり。
きっと自分がそんな風には生きられないし、周りにそんな人もいないから憧れも入ってるんだと思うのですが…。
そんな、いかにも1人が好きそうな、1人で生きていけそうな彼がV6というグループで20年以上活動し続けていることにも堪らない「萌え」を感じる。
しかも、V6愛が強い…。無理…。尊い…
多くを語らないせいで誤解されがちな彼だけど、それでもいい。わかってくれる人だけわかってくれればいい。という媚びない姿勢も好きです。
誰にも左右されない、我が道を突き進む生き方にとても憧れてしまう。
彼がそんな風になったのは、元々の性格もあるだろうけど何より自由奔放に育ててくれたお兄ちゃん達がいたからなのかなぁなんて想像した日には鼻血モンです。
私は彼の声が好きで、言葉が好きで、生き方が好きで、芝居が好きで、笑顔が大好きです。
V6にいる時だけ見せてくれるあの無邪気な笑顔は母性本能をくすぐられます。
すごいでしょ!?39のおじさんが19の娘の母性本能くすぐるんですよ!?恐ろしすぎません!?
彼が笑ってるととても安心する。
ああ、剛くん楽しいのね。よかったわね☺️
みたいな。
こっちまで心が温まる。それだけで幸せな気分になる。
まあ、もう皆さんお分かりになってるとは思いますがわたしはV6という名の沼にハマり、とてつもなく深い場所で溺死しました。
つまり、この沼からもう抜け出せないんです。
この沼に片足突っ込んだ奴らはもう二度と帰ってこれないことを覚悟したほうがいい。
それほどV6という名の沼は危険で、とんでもない楽園です。
ちょっと自分でも何書いてるのかわかんなくなってきたからそろそろやめる…